nkakoの日々是決戦

nkakoの日記です / 世に生を得るは事を為すにあり / ラーメンと走ることと猫とキャンプが好き

俺たちは自分の生き方を選択できる

離婚して2年が経ち、ふと自分が自由であることを認識して三浦半島に住むことを決めた。娘のことだけがネックだったが、高速を使えば片道40分で会いに行けることが分かって、車を購入することで解決することができた。娘とはこれまでと変わらず会っている。

 

昔から海が好きだった

思えば母親の友人が葉山に住んでいたこともあり、子供の頃によく遊びに行っていた。記憶ではよく行っていた海は森戸海岸だったと思う。波で削られて丸まったガラスの破片が美しかったことを覚えている。一日中海で遊んだ後、縁側で蚊取り線香を焚きながら疲れて眠る幸福が、海が好きな理由に繋がっている。大人になってからも海が好きでよく伊豆などへ行った。静かな夜でこれといって何もせず酒を飲みながら波の音を聴いているのが昔から好きだった。

 

海がある生活

海が目の前にあるマンションに引っ越したので、毎日目の前には海が広がっており、空が澄んでいる日は富士山まで見えるのでこの上なく幸せを感じている。夜は自宅で波の音を聴きながら晩酌をすることが日課になった。よく近所の浜辺を散歩をするが疲れた頭がリセットされるのでとても良い。趣味のランニングでは海沿いを走るのだが、134号をただひた走るだけで気持ちが上がってくるのは言うまでもない。良かった盲点として山へのアクセスポイントも豊富で、日差しが強すぎる時や、気分を変えたい時は山道を走ることもできる。想像していた以上に自然から受け取るパワーは大きい。

家の広さが倍になった

引っ越す前は東横線の元住吉に住んでいたが37平米のワンルームの部屋に住んでいた。今住んでいる部屋は61平米の1LDKなので同じ家賃でざっくり倍の広さになった。40年以上前の建物なので設備はレガシーだが暮らしていくのに大きな不都合はない。部屋が広くなったのでキャンプのギアをアップグレードできたのが1番大きかったかもしれない。

 

友達が定期的に訪れるようになった

そして1番想定外だったことは友達が家に遊びにきてくれることが増えたこと。都心から1時間半、逗子駅からバスで30分、控えめに言っても便が良いとは言えない。例えば大学の同期たちとはどんなに忙しくても毎年どこかで時間をつくって会っていたけど、コロナ禍になってしまい、それぞれの生活が忙しいのも相まって全く会わなくなってしまっていた。でも僕の引っ越しを期に大学の同期が訪れるようになった。パートナーを連れてきてくれた友達もいて、家族ぐるみでの付き合いが少ない僕にとって、それはとても良い体験だった。今の所、我が家に来た人たちは全員もれなく笑顔で帰っていくので喜んでもらえていると思っている。

 

デメリットも

周囲に店は少ないため、デパートなどで何かを買い揃える時には横須賀まで出る必要がある。そして維持コストが高い車が必須な環境であること。あと、虫が多いかな。家の中は掃除をまめにしていることもあっ虫が出ることはほぼないけど家の外に多い。自室の外壁に巨大なスズメバチの巣を見つけた時はかなり驚いた。(すぐに駆除してもらった)

 

年末ということで

今年は20代の時に好きだったバンドが復活して久しぶりにライブハウスに行ったり、大好きなアーティストが亡くなって悲しい気持ちになったり、気持ちのアップダウンが激しく、そうかと思えば、あるラッパーのパンチラインにやられてしまい数年ぶりにHIPHOPにハマったりした。ずっと過去の音楽ばかり聴いていたが、新しい音楽が生活に潤いを与えてくれた。スタートアップの職場では大きな困難と出会いが待っていて、これぞスタートアップとういう出来事が次々と起こり、刺激的な一年を過ごした。疲れたけど続けるってことはやっぱ大切なんだよな。この話はまたどこかで書いてみたい。来年は中長期な未来を描きつつその準備の年だと位置付けている。来年も誰か我が海の家に遊びに来て欲しい。僕は待っているぞ。

 

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